VCM MAGAZINE
 
ヴィンテージの基礎知識 フレンチフレーム編
  
 
VCM MAGAZINE の連載記事「ヴィンテージの基礎知識」
 
今回ピックアップするのは、前回の記事で、フレンチフレームのスペシャリスト SPEAKEASY 山村さんに語っていただきました、フレームフランスと呼ばれるフランス製のメガネです。
 
 
ヴィンテージフレームの中心はアメリカでしたが、ここ数年はフランス勢が台頭しており、価格的にはアメリカと遜色ないマーケットになっています。
 
ただフレームの名称がアメリカとは異なり、ブランドや、生産国表記もなく、少しばかり難解な点もあります。 
  
 
そこで、今回の記事では各フレームの名称とその特徴をお伝えしていきます。
 
 
特徴のひとつが微妙なトーンのカラーリング
 トートイズ、ハニートートイズ、ハニーアンバー、コニャックと呼ばれるブラウン系のカラーリングが主流です。
逆にベーシックなブラックはレアだそう。またクリアフレームも多く、様々なトーンのカラーリングが存在します。
 
 
もうひとつ知っておきたいのが、その年代です。
中心になっているのが194060年代。
 
フランスで石油系樹脂のフレームの生産が始まったのが1930年代頃で、1960年代以降はフレームがファッションとなり、デザインメガネやオーダーフレームが中心となるので、フランスらしいベーシックさを求めるなら、この年代となります。
  
 
それではここから、実際の商品と照らし合わせながらご紹介をしていきます。

 

 

「パント」 

 

  商品はこちら。

 

パントとは、アメリカで言うボストンタイプで丸みのあるデザイン。フランスだと1930年代に出てきており、その後も長く作られています。

もともとはメタルフレームで生まれたデザインで、それが樹脂製でも作られるようになりました。

 

 

「クラウンパント」

 商品はこちら。

 

 これぞフレンチというフレームデザインで、クラウンパントからフレンチフレームに入門するユーザーが多いです。

先述したパント型で、上部が角張っているのが大きな特徴。

アメリカでは、ドロップオクタゴンやクラウンオクタゴンという表記で販売されていました。1940年代頃から登場します。

 

 

「パリジャン」

 

 商品はこちら。

 

フランス版のウエリントンがパリジャンと呼ばれています。

一般的なウエリントンは長方形に近いですが、フランスは正方形に近いフォルムをパリジャンといいます。

もっともベーシックな形ゆえに、アジア人にも馴染みがよく、1940~50年代特有の樹脂の質の高さやハンドメイドの作り込みが反映されやすく、人気が高いのです。

 

 

「ラウンド」

 

商品はこちら。 

 

アメリカでもお馴染みのラウンドはフランスでも定番的な存在。

真円というよりかは少し卵型のようなシェイプが特徴です。

アイウエアのオリジン的なフォルムでもあるので、クラシックな印象を強く与えてくれます。サイズが非常に重要で、しっかりと黒目の位置を合わせてあげるのが必須です。 

 

 

「アバンギャルド」

 

商品はこちら。

 

そのネーミングの通り、前衛的なデザインのフレームを指します。

今では当たり前ですが、当時はファッションとしてアイウエアを掛けなかったので、この手のデザインは非常に少なく、現地のミュージアムに飾ってあるほどのコレクターズ。ガーゴイル、ナイトレンジャー。

ロックなど、アヴァンギャルドの中でも様々な種類があります。

 

 

いかがでしょうか?

このようにフレーム別の特徴を見ることによって、より自分に合うフレームを探すことが出来るのではないでしょうか?

時代背景や知識を知ることで、よりヴィンテージへの愛着を深めてみてくださいね。

 

紹介商品は下記よりご購入可能です。是非ご覧くださいませ。

SPEAKEASY ショップページはこちら。

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